事例1358
交通事故示談★弁護士が「いわゆる無保険車」(任意保険適用なし)との事故につき、「自賠責保険への請求」や「加害者・加害者勤務先」との交渉により、合計「約475万円」を実際に回収して事故解決しました(加えて、人身傷害保険金や労災保険金の受取りがありました。)
被害者:女性、熊本県内在住
本件の特色:加害者に「任意保険適用なし」、自賠責保険のみ適用あり
《いなば法律事務所にご相談とご依頼をいただいた経緯について》
被害者様は、
当初、ご自分の保険会社から紹介された、弁護士にご相談されましたが、
満足のいく対応ではなく、交通事故に強い弁護士をインターネットで探され、
いなば法律事務所に、ご相談をいただいた、とのことでした。
本件事故は、
・加害者について「任意保険の適用がない」(自賠責保険のみ適用あり)上に、
・被害者様が「加害者の携帯電話に連絡しても、加害者が電話に出なくなってしまった」
とのことでした。
被害者様は、このような事情から、大変、困っておられました。
《弁護士の活動①~後遺障害等級認定を受け、かつ、自賠責保険から出来る限りのお金を回収しました》
事故解決のご依頼をいただいた後、弁護士は資料を検討し、
本件事故では、
「後遺障害等級認定がされる可能性が高く」
「自賠責保険金の回収が見込める」
と判断しました。
そこで、主治医(整形外科医)から、後遺障害診断書を取得し、
被害者様を代理して、自賠責保険に被害者請求の形で、後遺障害等級の認定を申請しました。
弁護士申請の結果、
・「併合12級」の後遺障害等級が認定され、
・自賠責保険から「224万円」の回収を実際にすることができました。
(12級5号「鎖骨に著しい変形を残すもの」+14級9号「局部に神経症状を残すもの」×2部位)
《弁護士の活動②~加害者や加害者勤務先との示談交渉→賠償金「約250万円」を実際に回収して事故解決》
後遺障害等級「併合12級」の認定を取得した後、
弁護士は、
・加害者と
・本件事故が通勤中の事故であったため「加害者の勤務先」
に対して、「自賠責保険金やその他の受領金額では不足する賠償金」を支払うよう求めました。
交渉期限を区切り、かつ、訴訟提起を予告して、強い姿勢で交渉を行った結果、
加害者側から
「約250万円」
の賠償金の支払を実際に受ける形で、示談での事故解決ができました。
先行して弁護士が回収した自賠責保険金「224万円」と合計した、
弁護士回収額は「約475万円」となりますが、
加えて、人身傷害保険金や労災保険金の受領もありましたので、
全体として、相応の解決ができたものと考えております。
被害者様には、事件終了時に、お菓子を頂戴しました。
いなば法律事務所の事故解決にご満足いただけたものと、弁護士及び所員一同、たいへん嬉しく、励みに思いました。