事例1359
交通事故訴訟★熊本県菊陽町在住・50代男性・過失相殺10%・後遺障害等級併合11級につき、保険会社提示「365万円弱」→弁護士受任後「1150万円強」を回収して事故解決
被害者:50代男性、熊本県菊陽町在住
受傷内容:橈骨遠位端骨折、尺骨骨折
後遺障害等級:併合11級
(内訳:後遺障害等級12級8号「長管骨に変形を残すもの」+後遺障害等級12級13号「局部に頑固な神経症状を残すもの」)
《弁護士の方針~「自賠責保険金を回収した後に訴訟提起を行う」方針》
交通事故の賠償金の増額交渉をご依頼いただいた事案です。
保険会社の示談提示額は、既払い金を除き「365万円弱」でした。
この点、
自賠責保険へ被害者請求を行えば、賠償額のうち「331万円」の回収が、高い確率で見込めました。
そこで、いなば法律事務所の弁護士は、
「自賠責保険金を回収すれば、現在の保険会社の示談提示額はほぼ確保できる」ため、
「示談提示額を下回ることはないか」というご本人様の懸念を払拭した上で、
「安心して訴訟を追行できる」と考えました。
ご本人様と協議の上、
弁護士の方針にご了解を頂き、弁護士は、本件の解決に取りかかりました。
《弁護士による解決①~自賠責保険へ被害者請求を行い「331万円」を回収しました》
弁護士の方針どおり、
まず、自賠責保険へ被害者請求を行い、
自賠責保険金「331万円」を賠償金の一部先払いとして、先行回収しました。
これで、保険会社の示談提示額はほぼ回収できました。
《弁護士による解決②~熊本地方裁判所へ訴訟提起を行い「820万円強」を追加回収して事故解決》
保険会社からの示談提示額をほぼ確保した後で、
弁護士は、「更なる賠償額の上積み」を目指して、
当初の方針どおり、熊本地方裁判所へ訴訟提起を行いました。
主張立証の詳細は伏せさせて頂きますが、
裁判所から判決を取得し、弁護士費用相当額や遅延損害金なども含めて、
合計「820万円強」の賠償金を回収することができました。
弁護士依頼後の回収額は、
「331万円」+「820万円強」=「1150万円強」
でしたので、
弁護士へのご依頼時点の保険会社提示額「365万円弱」から「785万円強」の賠償金増額ができたことになります。
※ いずれも、過失相殺後かつ保険会社の既払い金控除後の金額です。